神経言語プログラミングを活用するケースが、ドンドン増えてきています。
神経言語プログラミングはビジネスシーンにおいても、NLPビジネスコンサルティングとして利用され、個人レベルでも速読(フォトリーディング)への応用など様々です。
こうした神経言語プログラミングの広がりに合わせるかのように、NLPの資格を取って自分のビジネスに利用する人も徐々に増えつつあります。このように神経言語プログラミングの応用範囲は、個人レベルから組織レベルまで益々広がっているのが現状なのです。
こうしたことは、ビジネスも突き詰めて考えると全てがコミュニケーションの組み合わせだという理解から始まっています。人と人とのつながりがビジネスを構成していることは明らかで、人と人とのつながりはコミュニケーションの成立が前提となるからです。
神経言語プログラミングでは、このコミュニケーションの質を高めることを目的としており、理論に留まらず実践的な方法論が示されているために、一般の人々に魅力的な学問として受け入れられているのでしょう。
これからのコミュニケーション活動は、意識された表層的な意思伝達と、無意識下の深層的な相互理解を効果的に融合させる神経言語プログラミングの発展によってもっとクオリティが高くなっていくと考えられます。
これから神経言語プログラミングを学ぼうと考えている方、もう既に神経言語プログラミングを学び始めている方、まだ神経言語プログラミングについて懐疑的な方も、より一層神経言語プログラミングについて知っていこうではありませんか。
神経言語プログラミングは、人間の無意識の部分にフォーカスし、コミュニケーションをマネジメントする方法を体系化した方法論です。この神経言語プログラミングで広く使われる「メタファー」ということについてご紹介したいと思います。
「メタファー」は日本語では「比喩」とも呼ばれますが、神経言語プログラミングでは、「ある状況や現象を、別のものとしてとらえていくプロセス」と定義します。具体的には、神話や伝説、民話、比喩、寓話などを通じて、ストーリーに込められているメッセージや教訓を、相手が自ら気づき感じてもらうプロセスです。
神経言語プログラミングでは、ミルトンモデルでもそうですが、コミュニケーションする相手の心の中、無意識にアクセスすることを目的とする手法が数多く存在します。この神経言語プログラミングにおける「メタファー」という手法もそのひとつです。
例えば、「まじめに働かないと大変なことになるよ」というメッセージをそのまま言葉で伝えるよりも、「アリとキリギリス」の寓話を聞かせるほうが、伝えたいメッセージがより深く、無理なく伝えることが出来ます。
こうした神経言語プログラミング(NLP)のテクニックがNLPセラピーやNLPカウンセリングの現場では、おしみなく使用されています。こうして人間の無意識に働きかける効果の大きさを知ることで、自身の成長、自己実現に活用していくことが神経言語プログラミングを学ぶメリットのひとつなのです。
「精神分析学」は、人間には無意識によるプロセスが存在し、人の行動は無意識によって影響されるという基本的な仮説に基づいています。精神分析で有名なフロイトは、ヒステリーの治療に当たる中で、人は意識することが苦痛であるような欲望を無意識に抑圧するとし、無意識による抑圧が形を変え神経症の症状などを引き起こすと考えました。
こうした精神分析をもとに考え出されたのが、「交流分析」と呼ばれるものです。交流分析は、エリック・バーン博士が考え出したもので、「精神分析の口語版」と呼ばれることもあります。交流分析では、心の構造を5つの心に分類して考えます。
CP(批判的な親心|家父長的)、NP(養育的親心|母親的)、A(合理的な大人の心)、FC(無邪気な子供の心)、A(順応した子供の心)という5つの心です。この5つの心の割合とバランスがその人の傾向・特徴(性格)として考えられます。
◆CPが高いと支配的・ルール重視・批判的、低いと友好的・ルーズになりがち
◆NPが高いと献身的・面倒見が良い・おせっかい、低いと閉鎖的・人のことに無関心
◆Aが高いと合理的・理性的・打算的、低いと感情的・非合理的
◆FCが高いと解放的・無邪気・創造的・享楽的、低いと失感情的・楽しめない
◆ACが高いと妥協的・世間体を気にする・行儀が良い、低いと非協調的・権力に屈しない・人目を気にしない
(※ あくまでもそうだと考えられるということで、実際とは異なるケースも当然あります。)
神経言語プログラムを学ぶNLPセミナーでもこうした無意識についての知識が豊富に教えられます。
今回は神経言語プログラミングの手法の中でも、主要な方法である「ミルトンモデル」と「メタモデル」についてご紹介していきましょう。ミルトンモデルは以前にもご紹介しましたが、催眠療法家として知られるミルトンエリクソンが用いたアプローチ手法を分析・体系化した神経言語プログラミングの代表的な手法の一つです。
NLPとは?『ことばの使い方』や『ノンバーバル(非言語)の使い方』、そして『無意識の活用の仕方』を科学的に分析・体系化されたものです。ベースとして、心理学、言語学の要素が多く取り入れられているのも特徴です。
ミルトンモデルは、神経言語プログラミングのモデルで、言葉を意図的に、曖昧に使用し、聞き手自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈させます。ミルトンモデルによる言葉遣いで、表層意識の抵抗を受けずに潜在意識にダイレクトに働きかけることができます。
反対に神経言語プログラミングの手法の一つ、メタモデルでは「言葉」によるコミュニケーションを完全にしようと試みます。一般化、歪曲化、省略された言葉を質問によって、情報を集め、言葉の意味を明確にし、制約を認識させ、選択の可能性を広げる目的で行います。ちなみにメタモデルの「メタ(meta-)」とは「高次な―」、「超―」、「―間の」、「―を含んだ」等の意味の接頭語で、ある対象を記述したものがあり、さらにそれを対象として記述するものを、メタなナントカと呼びます。例としては、「言語を記述する言語 – メタ言語」などがあります。
今回は神経言語プログラミング(NLP)で使われる用語、手法の解説を行ってみたいと思います。今回ご紹介するのは「アンカリング」です。
「アンカー(anchor)」という言葉がありますが、もともとの意味は船が底流する際に、海に投げ入れる重り、即ち「錨(いかり)」のことです。神経言語プログラミングではアンカリングという手法が使われます。
NLPを学ぶと、このアンカリングということも学ぶことになるわけですが、アンカリングとは、五感からの情報をきっかけにして、特定の感情や反応が引き出されるプロセスを作り出すことです。
スポーツ選手などが試合や勝負の前に行う一連の決まった動きや習慣などもアンカリングです。神経言語プログラミングにおけるアンカリングは、アンカーを行うタイミングが重要で、感情体験がピークに達する直前でアンカーを行います。
アンカリングは視覚的アンカー(特定のジェスチャー)、聴覚的アンカー(特定の言葉や声のトーン)、感覚的アンカー(特定の場所に触れる)などを組み合せて行いますが、動作のユニークさがポイントでいつもしているポーズやジェスチャーではないものを設定します。
例えばテストやプレゼンなど、ストレスの影響でパフォーマンスが下がるような状況を変化させるのに、アンカリングは大変役立ちます。アンカリングは神経言語プログラミング(NLP)のワークの中でも、大変重要で効果の高いテクニックのひとつです。
神経言語プログラミングのベースとなった3人の天才セラピストの最後を飾るのは、家族療法家の「バージニア・サティア」です。ここでいう家族療法について説明しておきましょう。
家族療法とは、簡単に言うと、子供の問題は子供に問題があるわけではなく、家族間のコミュニケーションに問題がある、すなわち家族全員との対話をしなければ問題解決しないというものです。
サティアによると、問題を起こす子供がいる家庭では、その子供が問題を起こす以前から家族全員が心に痛みを感じており、心の痛みに耐えかねた子供が問題を起こすとかんがえます。従って問題解決には、親と子供のコミュニケーションを変えることが必要であると主張しています。
神経言語プログラミングでは、「メタモデル」という手法がありますが、グリンダーとバンドラーによって作られたNLPの最初のモデルで、ヴァージニア・サティアとフリッツ・パールズが患者から情報を聞き出すときに行っている質問手法から作り出されました。
人間は体験を言語化する際に、「一般化」、「歪曲」、「省略」という操作を行っています。それを質問することによって、言語の奥にある体験を探る手法です。
「一般化」とは、可能性の叙法助動詞、必要性の叙法助動詞、普遍的数量詞
「歪曲」とは、等価の複合観念、前提、因果、憶測
「省略」とは、不特定名詞、不特定動詞、比較、判断、名詞化
神経言語プログラミングのメタモデルは、(1.)情報を集める、(2.)言葉の意味を明確にする、(3.)制約を認識させる、(4.)選択の可能性を広げる、という目的で使用され、言葉と経験を再結合させることができます。
今回、神経言語プログラミングのベースとなった3人の天才セラピストを紹介するコーナーで扱うのは、ゲシュタルト療法で知られる「フリッツ・バールズ」です。神経言語プログラミングのことは知っていても、ゲシュタルト療法になると、ちょっとご存じない方も多いと思います。
ゲシュタルト療法とは、ユダヤ人の精神科医フリッツ・バールズが「ゲシュタルト心理学」、実存主義思想を基に始めた心理療法です。ゲシュタルト療法では、「今」、「ここ」で、「いかに」話しているか、「なにを」話しているかを問題にし、それに気づき、体験すること、そこから全身全霊的な覚醒を目的とします。過去のこと、問題の原因について「なぜ」と問うことはせず、今現在の自分の確立、自由と独立を患者自身が獲得することを助けることを目指します。
神経言語プログラミング(NLP)は、人間がどのように外界の情報を認識・記憶し、どのように考え行動するかを研究しています。神経言語プログラミングの研究で解明されたことは、人間の中には見たり聞いたり体験したことを通じて組み立てられたプログラミングが存在し、人間の行動を意識的に、時に無意識のうちにコントロールしている、ということです。
神経言語プログラミングはこのプログラミングに対して働きかけることで、人間の中にあるパターンを変化させ、望ましい状態へと短期間で変化させることを目的としています。このことによって、長年抱えていた問題を解決することができるようになると言われています。
今回から3回に渡って、神経言語プログラミングのベースとなった3人のセラピストをご紹介していきたいと思います。初回の今回は20世紀最大の心理療法家とも言われる「ミルトン・エリクソン」の紹介です。
現在の第三世代の神経言語プログラミングでも、ミルトンモデルとして学ぶことが出来る手法に名前があります。ちなみにミルトンモデルとは、神経言語プログラミング(NLP)のモデルであり、ミルトン・エリクソンの巧みな言葉遣いを分析・体系化したものです。
神経言語プログラミングにおけるミルトンモデルは言葉を意図的に曖昧に使うことで、聞き手に自分自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈させます。ミルトンモデルにのっとった言葉遣いを行うことで、表層意識の抵抗を受けずに潜在意識にダイレクトに働きかけることができ、無意識とリソースを活用することができるという手法です。
催眠療法家として知られるミルトン・エリクソン(Milton H Erickson, 1901-1980)は、アメリカ臨床催眠学会の創始者で、初代会長も勤めました。晩年は催眠の臨床性・実践性向上のため、精力的にワークショップを開き世界各国を行脚しました。彼の技法は「ユーティライゼーション(Utilization;利用できる物はなんでも利用する)」を旨とし、臨機応変・変化自在な手法で、その名人芸とも言えるアプローチ手法から、「魔術師」と呼ばれたそうです。
今回は神経言語プログラミング(NLP)の成り立ちについてみていきましょう。歴史を振り返ることで、本質がわかることが多々あります。これは何事にもつながることなので、「分からないことがあったら、原点に帰る」と覚えておきましょう。
(ちなみに私は歴史小説が大好きで、司馬遼太郎さんの大ファンです!)
さて、神経言語プログラミングの生まれは1970年代のアメリカになります。
今から40年近く前、アメリカ・カリフォルニア大学の若き天才、リチャード・パンドラーとジョン・グリンダーが、心理学と言語学、サイバネティクス理論やシステム論をベースにして、セラピーの分野で非常に有名だった「3人の天才」の手法を分析、体系化することによって開発されました。
そのセラピーにおける「3人の天才」とは、催眠療法家の「ミルトン・エリクソン」、ゲシュタルト・セラピーの「フリッツ・パールズ」、家族療法家の「バージニア・サティア」です。この3人のセラピストは全く異なったアプローチを行っていましたが、それぞれが独創的で劇的な成果を出していたそうです。
この3人の天才セラピストが使う『ことばの使い方』、『ノンバーバル(非言語)コミュニケーション手法の使い方』、そして『無意識の活用の仕方』を科学的に分析し、体系化、実践的かつ汎用性のある方法論にまとめたものが神経言語プログラミングなのです。
元々は心理療法の分野で急速に広まった神経言語プログラミング(NLP)ですが、現在では世界のトップビジネスシーンやスポーツの世界でも応用・活用されています。
「神経言語プログラミング」と聞いて、すぐにNLPのことだとわかる人はちょっとディープな方だと思います。でも、その中身、内容まで分かってるって人はもっと少ないと思います。神経言語プログラミングを説明するのは、けっこう難しいんですよ~(´・ω・`)ノ
まず、神経言語プログラミングですが、NLP(Neuro-Linguistic Programing)の日本語訳なので、なんだか中身の分からないネーミングになってるんですね。「Neuro」が『神経』で、「Linguistic」が『言語』、「Programing」はそのままカタカナになおしてます。
神経言語プログラミングの概要を説明すると、「コミュニケーション心理学」の一分野ということになるのですが、これで少しは神経言語プログラミングの中身が想像できるかもしれませんね。心理学の一分野なので、プログラミングと言っても、コンピューター関連やIT(インフォメーション・テクノロジー)関連のことじゃないってことです・・・( ̄▽ ̄;とりあえず、何の分野か分かっただけでも進歩ですよね。
しかし、「心理学」と一言で言っても現在では大きく分けて2つの分野に分かれます。
ひとつは、科学的経験主義の立場から観察・実験によって探求を推し進めようとする実験心理学。もうひとつは、精神に不調を来した人々の理解および援助を指向する臨床心理学です。
その中でも、心を脳という情報処理装置と解釈する実験心理学の一分野である「認知心理学」の中に位置するのが、コミュニケーション心理学であり、NLP(神経言語プログラミング)なのです。