神経言語プログラミング-バージニア・サティア
神経言語プログラミングのベースとなった3人の天才セラピストの最後を飾るのは、家族療法家の「バージニア・サティア」です。ここでいう家族療法について説明しておきましょう。
家族療法とは、簡単に言うと、子供の問題は子供に問題があるわけではなく、家族間のコミュニケーションに問題がある、すなわち家族全員との対話をしなければ問題解決しないというものです。
サティアによると、問題を起こす子供がいる家庭では、その子供が問題を起こす以前から家族全員が心に痛みを感じており、心の痛みに耐えかねた子供が問題を起こすとかんがえます。従って問題解決には、親と子供のコミュニケーションを変えることが必要であると主張しています。
神経言語プログラミングでは、「メタモデル」という手法がありますが、グリンダーとバンドラーによって作られたNLPの最初のモデルで、ヴァージニア・サティアとフリッツ・パールズが患者から情報を聞き出すときに行っている質問手法から作り出されました。
人間は体験を言語化する際に、「一般化」、「歪曲」、「省略」という操作を行っています。それを質問することによって、言語の奥にある体験を探る手法です。
「一般化」とは、可能性の叙法助動詞、必要性の叙法助動詞、普遍的数量詞
「歪曲」とは、等価の複合観念、前提、因果、憶測
「省略」とは、不特定名詞、不特定動詞、比較、判断、名詞化
神経言語プログラミングのメタモデルは、(1.)情報を集める、(2.)言葉の意味を明確にする、(3.)制約を認識させる、(4.)選択の可能性を広げる、という目的で使用され、言葉と経験を再結合させることができます。