交流分析
「精神分析学」は、人間には無意識によるプロセスが存在し、人の行動は無意識によって影響されるという基本的な仮説に基づいています。精神分析で有名なフロイトは、ヒステリーの治療に当たる中で、人は意識することが苦痛であるような欲望を無意識に抑圧するとし、無意識による抑圧が形を変え神経症の症状などを引き起こすと考えました。
こうした精神分析をもとに考え出されたのが、「交流分析」と呼ばれるものです。交流分析は、エリック・バーン博士が考え出したもので、「精神分析の口語版」と呼ばれることもあります。交流分析では、心の構造を5つの心に分類して考えます。
CP(批判的な親心|家父長的)、NP(養育的親心|母親的)、A(合理的な大人の心)、FC(無邪気な子供の心)、A(順応した子供の心)という5つの心です。この5つの心の割合とバランスがその人の傾向・特徴(性格)として考えられます。
◆CPが高いと支配的・ルール重視・批判的、低いと友好的・ルーズになりがち
◆NPが高いと献身的・面倒見が良い・おせっかい、低いと閉鎖的・人のことに無関心
◆Aが高いと合理的・理性的・打算的、低いと感情的・非合理的
◆FCが高いと解放的・無邪気・創造的・享楽的、低いと失感情的・楽しめない
◆ACが高いと妥協的・世間体を気にする・行儀が良い、低いと非協調的・権力に屈しない・人目を気にしない
(※ あくまでもそうだと考えられるということで、実際とは異なるケースも当然あります。)
神経言語プログラムを学ぶNLPセミナーでもこうした無意識についての知識が豊富に教えられます。