今回は神経言語プログラミング(NLP)の用語として、『ミラーリング』をご紹介したいと思います。
神経言語プログラミング(NLP)は、人間の無意識の部分に焦点を当てて、コミュニケーションをマネジメントするテクニックを体系化したものです。この神経言語プログラミング(NLP)で広く使われる『ミラーリング』というテクニックについて詳しくご紹介したいと思います。
[神経言語プログラミング(NLP);ミラーリングとは?]
ミラーリングとは、目の前にいる相手の身振り手振りを鏡(ミラー)のように真似て、相手の信頼を得る方法です。神経言語プログラミング(NLP)では信頼獲得、つまりラポールの構築についてのテクニックも豊富に存在しますが、ミラーリングもその一つです。
コミュニケーションを円滑に行う場合、言葉によるバーバルな方法だけではなく、ミラーリングやページングといったノンバーバルなテクニックも駆使することで素早く相手との信頼感を得る事が可能になり、商談やマネジメントを円滑にする事が可能になります。神経言語プログラミング(NLP)では、コミュニケーションをバーバル・ノンバーバルの両面から支援することを目的の一つとしています。
具体的なミラーリングは、相手が顔を触ったら自分も顔を触ったり、相手が重心を動かしたら自分も重心を変える事などです。ただし、過度なミラーリングは相手に警戒心を与えてしまうので、バランスを考えて行う事が重要です。
何事もバランスが大事だということですが、神経言語プログラミング(NLP)の場合、やはりセミナーやワークショップなどで学ぶとバランスやニュアンスも同時に学べるのでおすすめですね。
当サイトでは、NLP(神経言語プログラミング)についてご紹介してきています。
今回はおさらいとして、神経言語プログラミングの基本情報をまとめていきたいと思います。まず、「神経言語プログラミング」と聞いて、すぐに『NLPだ!』だとわかる人はちょっと詳しい方だと思います。
しかし、神経言語プログラミングが何なのかということを内容まで分かってるって人は余り多くないのではないかと思います。一言で神経言語プログラミングを説明するのは、ちょっと難しいんです。
[神経言語プログラミングの名前の由来]
神経言語プログラミングという名前の説明ですが、英語のNLP(Neuro-Linguistic Programing)の日本語訳なので、少し奇妙なネーミングになってるんですね。「Neuro」が『神経』で、「Linguistic」が『言語』、「Programing」はそのままです。
[神経言語プログラミングの中味]
神経言語プログラミングを簡単に説明すると、「コミュニケーション心理学」の一分野ということにななります。しかし、この説明ではよくワカラナイ言葉をまた別の難しい言葉で言い換えただけです。まぁ、ざっくりとした説明をすると、心理学を取り入れたコミュニケーションスキルの理論体系ということになります。
スキル、つまり技術ですから、理論を学ぶと同時に実践による訓練も必要となるので、NLPを学ぶ際には、書籍による独学よりもNLPセミナーなどの少人数のグループレッスンなどで学んだ方がいいと云われています。
人間は、視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚の五感を使って外界の情報を認識します。つまり、人間は五感を通して外界とコミュニケーションをするわけです。NLP(神経言語プログラミング)ではこの人間の認知の種類を、視覚・聴覚・体感覚の3つに分類し、どの知覚を通せば、相手とコミュニケーションがとりやすいかを考えることをVAKモデル(代表システム)といいます。
VAKモデルとは、それぞれ「Visual(視覚)」、「Auditory(聴覚)」、「Kinesthetic(身体感覚)」の頭文字をとったものです。
自分の代表システムの特色を知る事は、学習を効率よく進める事を可能にし、相手の代表システムを知る事は、コミュニケーションを円滑にする上で役に立ちます。代表システムを知る方法は、目の動きや発する言葉やボディーランゲージ等で知る事が出来ます。
視覚優位の方は、目線は上方に向く傾向があり、言葉を選ぶ際も「~話が見えてこない」など視覚に関する表現を多く用います。聴覚優位の方は、目線は横左右に向く傾向があり、言葉を選ぶ際も「~ように聞こえる」など聴覚に関する表現を多く用います。身体感覚優位の方は、目線は下方に向く傾向があり、言葉を選ぶ際も「~のように感じられる」など身体感覚に関する表現を多く用います。
コミュニケーションを図る際に、視覚優位の人、聴覚優位の人、身体感覚優位の人に分けて、言葉を使うと効果的です。
相手の目の動きや言葉遣いを観察し、相手の代表システムに合う言語表現をする事によって、親近感を生み出す事ができます。その事によって、相手とのコミュニケーションを円滑にする事が可能となるのです。
神経言語プログラミング(NLP)は3人の天才的なセラピストのクライアントに対するアプローチ法を調査分析し、体系化することによって原型が作られました。今回はその3人のセラピストの中から、M.エリクソンをご紹介しましょう。ミルトン・エリクソンは20世紀最大の心理療法家とも言われています。
ミルトン・エリクソンの名は、ミルトン・エリクソンの巧みな言葉遣いを分析、体系化した『ミルトンモデル』として残っており、第三世代の神経言語プログラミングでも学ぶことが出来ます。
[神経言語プログラミング|ミルトンモデル]
ミルトンモデルとは、言葉を意図的に曖昧に使うことで聞き手に自分自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈させます。ミルトンモデルに従った言葉遣いをすることによって、表層意識の抵抗を受けないで直接、潜在意識に働きかけることができ、無意識とリソースを活用することができます。
[神経言語プログラミング|M.エリクソン]
催眠療法家として知られるM.エリクソン(Milton H Erickson, 1901-1980)は、アメリカ臨床催眠学会の創始者で、初代会長も務めました。彼の晩年は催眠の臨床性・実践性向上のため、精力的にワークショップを開き世界各国を行脚したことでも知られています。彼の技法は「ユーティライゼーション(Utilization;利用できる物はなんでも利用する)」を旨とし、臨機応変・変幻自在な手法で、その名人芸とも言えるアプローチ手法から、「魔術師」と呼ばれたそうです。
神経言語プログラミングを活用するケースが、ドンドン増えてきています。
神経言語プログラミングはビジネスシーンにおいても、NLPビジネスコンサルティングとして利用され、個人レベルでも速読(フォトリーディング)への応用など様々です。
こうした神経言語プログラミングの広がりに合わせるかのように、NLPの資格を取って自分のビジネスに利用する人も徐々に増えつつあります。このように神経言語プログラミングの応用範囲は、個人レベルから組織レベルまで益々広がっているのが現状なのです。
こうしたことは、ビジネスも突き詰めて考えると全てがコミュニケーションの組み合わせだという理解から始まっています。人と人とのつながりがビジネスを構成していることは明らかで、人と人とのつながりはコミュニケーションの成立が前提となるからです。
神経言語プログラミングでは、このコミュニケーションの質を高めることを目的としており、理論に留まらず実践的な方法論が示されているために、一般の人々に魅力的な学問として受け入れられているのでしょう。
これからのコミュニケーション活動は、意識された表層的な意思伝達と、無意識下の深層的な相互理解を効果的に融合させる神経言語プログラミングの発展によってもっとクオリティが高くなっていくと考えられます。
これから神経言語プログラミングを学ぼうと考えている方、もう既に神経言語プログラミングを学び始めている方、まだ神経言語プログラミングについて懐疑的な方も、より一層神経言語プログラミングについて知っていこうではありませんか。
今回は神経言語プログラミング(NLP)で使われる用語、手法の解説を行ってみたいと思います。今回ご紹介するのは「アンカリング」です。
「アンカー(anchor)」という言葉がありますが、もともとの意味は船が底流する際に、海に投げ入れる重り、即ち「錨(いかり)」のことです。神経言語プログラミングではアンカリングという手法が使われます。
NLPを学ぶと、このアンカリングということも学ぶことになるわけですが、アンカリングとは、五感からの情報をきっかけにして、特定の感情や反応が引き出されるプロセスを作り出すことです。
スポーツ選手などが試合や勝負の前に行う一連の決まった動きや習慣などもアンカリングです。神経言語プログラミングにおけるアンカリングは、アンカーを行うタイミングが重要で、感情体験がピークに達する直前でアンカーを行います。
アンカリングは視覚的アンカー(特定のジェスチャー)、聴覚的アンカー(特定の言葉や声のトーン)、感覚的アンカー(特定の場所に触れる)などを組み合せて行いますが、動作のユニークさがポイントでいつもしているポーズやジェスチャーではないものを設定します。
例えばテストやプレゼンなど、ストレスの影響でパフォーマンスが下がるような状況を変化させるのに、アンカリングは大変役立ちます。アンカリングは神経言語プログラミング(NLP)のワークの中でも、大変重要で効果の高いテクニックのひとつです。
今回、神経言語プログラミングのベースとなった3人の天才セラピストを紹介するコーナーで扱うのは、ゲシュタルト療法で知られる「フリッツ・バールズ」です。神経言語プログラミングのことは知っていても、ゲシュタルト療法になると、ちょっとご存じない方も多いと思います。
ゲシュタルト療法とは、ユダヤ人の精神科医フリッツ・バールズが「ゲシュタルト心理学」、実存主義思想を基に始めた心理療法です。ゲシュタルト療法では、「今」、「ここ」で、「いかに」話しているか、「なにを」話しているかを問題にし、それに気づき、体験すること、そこから全身全霊的な覚醒を目的とします。過去のこと、問題の原因について「なぜ」と問うことはせず、今現在の自分の確立、自由と独立を患者自身が獲得することを助けることを目指します。
神経言語プログラミング(NLP)は、人間がどのように外界の情報を認識・記憶し、どのように考え行動するかを研究しています。神経言語プログラミングの研究で解明されたことは、人間の中には見たり聞いたり体験したことを通じて組み立てられたプログラミングが存在し、人間の行動を意識的に、時に無意識のうちにコントロールしている、ということです。
神経言語プログラミングはこのプログラミングに対して働きかけることで、人間の中にあるパターンを変化させ、望ましい状態へと短期間で変化させることを目的としています。このことによって、長年抱えていた問題を解決することができるようになると言われています。
今回は神経言語プログラミング(NLP)の成り立ちについてみていきましょう。歴史を振り返ることで、本質がわかることが多々あります。これは何事にもつながることなので、「分からないことがあったら、原点に帰る」と覚えておきましょう。
(ちなみに私は歴史小説が大好きで、司馬遼太郎さんの大ファンです!)
さて、神経言語プログラミングの生まれは1970年代のアメリカになります。
今から40年近く前、アメリカ・カリフォルニア大学の若き天才、リチャード・パンドラーとジョン・グリンダーが、心理学と言語学、サイバネティクス理論やシステム論をベースにして、セラピーの分野で非常に有名だった「3人の天才」の手法を分析、体系化することによって開発されました。
そのセラピーにおける「3人の天才」とは、催眠療法家の「ミルトン・エリクソン」、ゲシュタルト・セラピーの「フリッツ・パールズ」、家族療法家の「バージニア・サティア」です。この3人のセラピストは全く異なったアプローチを行っていましたが、それぞれが独創的で劇的な成果を出していたそうです。
この3人の天才セラピストが使う『ことばの使い方』、『ノンバーバル(非言語)コミュニケーション手法の使い方』、そして『無意識の活用の仕方』を科学的に分析し、体系化、実践的かつ汎用性のある方法論にまとめたものが神経言語プログラミングなのです。
元々は心理療法の分野で急速に広まった神経言語プログラミング(NLP)ですが、現在では世界のトップビジネスシーンやスポーツの世界でも応用・活用されています。