今回は以前にも一度ご紹介した神経言語プログラミングの用語として、『メタファー』をご紹介しましょう。
NLP(神経言語プログラミング)は、人間の無意識の部分に焦点を当てて、コミュニケーションをマネジメントする方法を体系化したものです。この神経言語プログラミングで広く使われる「メタファー」ということについてご紹介したいと思います。
[神経言語プログラミング;メタファーとは?]
メタファーは日本語では「比喩」とも呼ばれますが、神経言語プログラミングでは、「ある状況や現象を、別のものとしてとらえていくプロセス」と定義されます。具体的には神話や伝説、民話、比喩、寓話などを通じて、ストーリーに込められているメッセージや教訓を相手が自ら気づき感じてもらう過程のことです。
神経言語プログラミングでは、コミュニケーションの対象相手の心理に無意識にアクセスすることを目的とする手法が数多く存在します。この神経言語プログラミングにおける「メタファー」という手法もそうした手法の一つです。
身近なところでは「まじめに働かないと後々大変なことになる」というメッセージをそのまま伝えるよりも、おとぎ話の「アリとキリギリス」を聞かせるほうが、伝えたいメッセージがより深く、無理なく伝えることが出来ます。
こうした神経言語プログラミングのテクニックがNLPセミナーの現場では、もれなく学ぶことが出来ます。こうして人間の無意識に働きかける効果の大きさを知ることで自己実現に活用していくことが神経言語プログラミングを学ぶメリットのひとつなのです。
今回ご紹介する神経言語プログラミングの用語は「カリブレーション」です。神経言語プログラミングにおける「カリブレーション」とは、視覚、聴覚、触覚など五感を使って相手を観察することをいいます。相手の内部で起きている経験が生理的反応になって表れてくるプロセスを察知するテクニックです。
神経言語プログラミングで重要とされる「ラポール」つまり、信頼関係を構築する際に「カリブレーション」という技術が大切になってきます。ラポールとは「人と人との間の心理的なつながり」のことで、神経言語プログラミングではラポールがなければ、こちらの言葉は通じないし、人をリードすることはできないと考えます。そのための神経言語プログラミングのテクニックのひとつがカリブレーションです。
ラポールの構築の基本テクニックは相手のペースに合わせる「ペーシング」です。相手の話すスピードや呼吸に合わせていきます。併せて、相手の姿勢や身体の動きにあわせて自分も同じ動きをする「ミラーリング」、相手が話す言葉をそのまま返したり、要約して返す「バックトラッキング」というテクニックを使ってラポールを築いていきます。
このように、神経言語プログラミングでは、相手をしっかりと見て、聞いて、感じていることが重要になりますが、このことをカリブレーションといいます。相手の動き、身体の向き、手のしぐさ、足の置き方などを見たり、相手の話の内容だけではなく、声の調子などもしっかりと意識する。また相手の手の動きも参考に身体の中のどこで感じているかも感じていくことが重要です。
神経言語プログラミングは、人間の無意識の部分にフォーカスし、コミュニケーションをマネジメントする方法を体系化した方法論です。この神経言語プログラミングで広く使われる「メタファー」ということについてご紹介したいと思います。
「メタファー」は日本語では「比喩」とも呼ばれますが、神経言語プログラミングでは、「ある状況や現象を、別のものとしてとらえていくプロセス」と定義します。具体的には、神話や伝説、民話、比喩、寓話などを通じて、ストーリーに込められているメッセージや教訓を、相手が自ら気づき感じてもらうプロセスです。
神経言語プログラミングでは、ミルトンモデルでもそうですが、コミュニケーションする相手の心の中、無意識にアクセスすることを目的とする手法が数多く存在します。この神経言語プログラミングにおける「メタファー」という手法もそのひとつです。
例えば、「まじめに働かないと大変なことになるよ」というメッセージをそのまま言葉で伝えるよりも、「アリとキリギリス」の寓話を聞かせるほうが、伝えたいメッセージがより深く、無理なく伝えることが出来ます。
こうした神経言語プログラミング(NLP)のテクニックがNLPセラピーやNLPカウンセリングの現場では、おしみなく使用されています。こうして人間の無意識に働きかける効果の大きさを知ることで、自身の成長、自己実現に活用していくことが神経言語プログラミングを学ぶメリットのひとつなのです。
「精神分析学」は、人間には無意識によるプロセスが存在し、人の行動は無意識によって影響されるという基本的な仮説に基づいています。精神分析で有名なフロイトは、ヒステリーの治療に当たる中で、人は意識することが苦痛であるような欲望を無意識に抑圧するとし、無意識による抑圧が形を変え神経症の症状などを引き起こすと考えました。
こうした精神分析をもとに考え出されたのが、「交流分析」と呼ばれるものです。交流分析は、エリック・バーン博士が考え出したもので、「精神分析の口語版」と呼ばれることもあります。交流分析では、心の構造を5つの心に分類して考えます。
CP(批判的な親心|家父長的)、NP(養育的親心|母親的)、A(合理的な大人の心)、FC(無邪気な子供の心)、A(順応した子供の心)という5つの心です。この5つの心の割合とバランスがその人の傾向・特徴(性格)として考えられます。
◆CPが高いと支配的・ルール重視・批判的、低いと友好的・ルーズになりがち
◆NPが高いと献身的・面倒見が良い・おせっかい、低いと閉鎖的・人のことに無関心
◆Aが高いと合理的・理性的・打算的、低いと感情的・非合理的
◆FCが高いと解放的・無邪気・創造的・享楽的、低いと失感情的・楽しめない
◆ACが高いと妥協的・世間体を気にする・行儀が良い、低いと非協調的・権力に屈しない・人目を気にしない
(※ あくまでもそうだと考えられるということで、実際とは異なるケースも当然あります。)
神経言語プログラムを学ぶNLPセミナーでもこうした無意識についての知識が豊富に教えられます。
今回は神経言語プログラミングの手法の中でも、主要な方法である「ミルトンモデル」と「メタモデル」についてご紹介していきましょう。ミルトンモデルは以前にもご紹介しましたが、催眠療法家として知られるミルトンエリクソンが用いたアプローチ手法を分析・体系化した神経言語プログラミングの代表的な手法の一つです。
NLPとは?『ことばの使い方』や『ノンバーバル(非言語)の使い方』、そして『無意識の活用の仕方』を科学的に分析・体系化されたものです。ベースとして、心理学、言語学の要素が多く取り入れられているのも特徴です。
ミルトンモデルは、神経言語プログラミングのモデルで、言葉を意図的に、曖昧に使用し、聞き手自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈させます。ミルトンモデルによる言葉遣いで、表層意識の抵抗を受けずに潜在意識にダイレクトに働きかけることができます。
反対に神経言語プログラミングの手法の一つ、メタモデルでは「言葉」によるコミュニケーションを完全にしようと試みます。一般化、歪曲化、省略された言葉を質問によって、情報を集め、言葉の意味を明確にし、制約を認識させ、選択の可能性を広げる目的で行います。ちなみにメタモデルの「メタ(meta-)」とは「高次な―」、「超―」、「―間の」、「―を含んだ」等の意味の接頭語で、ある対象を記述したものがあり、さらにそれを対象として記述するものを、メタなナントカと呼びます。例としては、「言語を記述する言語 – メタ言語」などがあります。
今回は神経言語プログラミング(NLP)で使われる用語、手法の解説を行ってみたいと思います。今回ご紹介するのは「アンカリング」です。
「アンカー(anchor)」という言葉がありますが、もともとの意味は船が底流する際に、海に投げ入れる重り、即ち「錨(いかり)」のことです。神経言語プログラミングではアンカリングという手法が使われます。
NLPを学ぶと、このアンカリングということも学ぶことになるわけですが、アンカリングとは、五感からの情報をきっかけにして、特定の感情や反応が引き出されるプロセスを作り出すことです。
スポーツ選手などが試合や勝負の前に行う一連の決まった動きや習慣などもアンカリングです。神経言語プログラミングにおけるアンカリングは、アンカーを行うタイミングが重要で、感情体験がピークに達する直前でアンカーを行います。
アンカリングは視覚的アンカー(特定のジェスチャー)、聴覚的アンカー(特定の言葉や声のトーン)、感覚的アンカー(特定の場所に触れる)などを組み合せて行いますが、動作のユニークさがポイントでいつもしているポーズやジェスチャーではないものを設定します。
例えばテストやプレゼンなど、ストレスの影響でパフォーマンスが下がるような状況を変化させるのに、アンカリングは大変役立ちます。アンカリングは神経言語プログラミング(NLP)のワークの中でも、大変重要で効果の高いテクニックのひとつです。