Posted in 2010年2月18日 ¬ 10:44 AMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
神経言語プログラミング(NLP)は3人の天才的なセラピストのクライアントに対するアプローチ法を調査分析し、体系化することによって原型が作られました。今回はその3人のセラピストの中から、M.エリクソンをご紹介しましょう。ミルトン・エリクソンは20世紀最大の心理療法家とも言われています。
ミルトン・エリクソンの名は、ミルトン・エリクソンの巧みな言葉遣いを分析、体系化した『ミルトンモデル』として残っており、代三世代の神経言語プログラミングでも学ぶことが出来ます。
[神経言語プログラミング|ミルトンモデル]
ミルトンモデルとは、言葉を意図的に曖昧に使うことで聞き手に自分自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈させます。ミルトンモデルにそった言葉遣いによって、表層意識の抵抗を受けずに潜在意識にダイレクトに働きかけることが可能となり、無意識とリソースを活用することができます。
[神経言語プログラミング|M.エリクソン]
催眠療法家として知られるM.エリクソン(Milton H Erickson, 1901-1980)は、アメリカ臨床催眠学会の創始者で、初代会長もつとめました。晩年は催眠の臨床性・実践性向上のため、精力的にワークショップを開き世界各国を行脚したことで知られています。彼の技法は「ユーティライゼーション(Utilization;利用できる物はなんでも利用する)」を旨とし、臨機応変・変化自在な手法で、その名人芸とも言えるアプローチ手法から、「魔術師」と呼ばれたそうです。
Posted in 2010年1月21日 ¬ 10:51 AMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
ジョン・グリンダーは前回ご紹介したリチャード・バンドラー氏とともに神経言語プログラミングを創始した一人です。
1940年1月生れのジョン・グリンダー博士は、1960年代初頭、サンフランシスコ大学を卒業後、一次陸軍情報部に勤務。後に大学に戻りカリフォルニア大学サンディエゴ校にて言語学博士号を取得しました。70年代初頭ロックフェラー大学で勤務後、母校サンタクルズ校に戻り言語学助教授となる。
もともと変形生成文法の言語学者として活躍していたジョン・グリンダー氏は、ノーム・チョムスキーの理論の研究分野で活躍をみせた後に、認知科学の創設者である心理学者のジョージ・ミラー氏と共にロックフェラー大学で言語学の調査研究をはじめました。
1970年代初頭、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の助教授だったジョン・グリンダー氏は当時心理学部の学生であった、リチャード・バンドラーとの出会いをきっかけにセラピーにおいて効果的であると思われる言語パターンについての研究活動を共同で行いました。
1975年から、共同で行われてきた研究成果を元に「魔法の構造」(The Structure of Magic Volumes)の第1巻と第2巻などを次々に出版し、1976年頃には現在用いられているNLP(神経言語プログラミング)の基礎理論を確立したといわれています。
1980年代に入り、ジュディス・ディロージャと共にNLP(神経言語プログラミング)の「classic code」の刷新に取り組み、New Code NLPを展開しています。
Posted in 2009年12月16日 ¬ 11:24 AMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
リチャード・バンドラーは、神経言語プログラミングを創始した人の一人。
1970年代にカリフォルニア大学サンタクルーズで、心理学専攻の学生だったR.バンドラーと同大学の言語学の助教授であったJ.グリンダーは共同研究者として、催眠療法の第一人者ミルトン・H・エリクソンと、家族療法家のバージニア・サティア、そして心理療法家でゲシュタルト両方の創始者フリッツ・パールズの三人を調査・研究し、彼らに共通する原理を抽出して、誰にでも使えるようにモデル化しました。
それが神経言語プログラミングへと発展していきました。
そのR.バンドラーの「神経言語プログラミングおよびデザイン・ヒューマン・エンジニアリング第一研究所」には、神経言語プログラミングについて次のように書かれたものが置かれているそうです。
『神経言語プログラミングとは、主観的な体験の構造、そしてそれらから算出されるものを研究するものであり、すべての振舞いには構造があるという信念に基づいているのだ・・・。特に神経言語プログラミングは、バーバル(言語的)かつノンバーバル(非言語的)なコミュニケーションというものが、人間の脳に作用する法則を理解するための新しい方法を創造し、わたしたちが魔法を使うことができるようになるために創り出されたものである。つまり、単にわたしたちみんなが人とよりよくコミュニケーションできるようになるだけではなく、神経の自動的な機能と考えているものも、より自分で制御できるようになる方法を学んだりする機会をも、神経言語プログラミングは与えているのである』
Posted in 2009年11月19日 ¬ 11:27 AMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
今回ご紹介する神経言語プログラミングの用語は「カリブレーション」です。神経言語プログラミングにおける「カリブレーション」とは、視覚、聴覚、触覚など五感を使って相手を観察することをいいます。相手の内部で起きている経験が生理的反応になって表れてくるプロセスを察知するテクニックです。
神経言語プログラミングで重要とされる「ラポール」つまり、信頼関係を構築する際に「カリブレーション」という技術が大切になってきます。ラポールとは「人と人との間の心理的なつながり」のことで、神経言語プログラミングではラポールがなければ、こちらの言葉は通じないし、人をリードすることはできないと考えますそのための神経言語プログラミングのテクニックのひとつがカリブレーションです。
ラポールの構築については、基本は相手のペースに合わせるペーシングです。相手の話すスピードや呼吸に合わせていきます。併せて、相手の姿勢や身体の動きにあわせて自分も同じ動きをする「ミラーリング」、相手が話す言葉をそのまま返したり、要約して返す「バックトラッキング」というテクニックを使ってラポールをかけていきます。
このように、神経言語プログラミングでは、相手をしっかりと見て、聞いて、感じていることが重要になりますが、これをカリブレーションといいます。相手の動き、身体の向き、手のしぐさ、足の置き方などを見たり、相手の話の内容だけではなく、声の調子などもしっかりと意識する。また相手の手の動きも参考に身体の中のどこで感じているかも感じていくことが重要です。
Posted in 2009年9月18日 ¬ 1:58 PMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
神経言語プログラミングを活用するケースが、ドンドン増えてきています。
神経言語プログラミングはビジネスシーンにおいても、NLPビジネスコンサルティングとして利用され、個人レベルでも速読(フォトリーディング)への応用など様々です。
こうした神経言語プログラミングの広がりに合わせるかのように、NLPの資格を取って自分のビジネスに利用する人も徐々に増えつつあります。このように神経言語プログラミングの応用範囲は、個人レベルから組織レベルまで益々広がっているのが現状なのです。
こうしたことは、ビジネスも突き詰めて考えると全てがコミュニケーションの組み合わせだという理解から始まっています。人と人とのつながりがビジネスを構成していることは明らかで、人と人とのつながりはコミュニケーションの成立が前提となるからです。
神経言語プログラミングでは、このコミュニケーションの質を高めることを目的としており、理論に留まらず実践的な方法論が示されているために、一般の人々に魅力的な学問として受け入れられているのでしょう。
これからのコミュニケーション活動は、意識された表層的な意思伝達と、無意識下の深層的な相互理解を効果的に融合させる神経言語プログラミングの発展によってもっとクオリティが高くなっていくと考えられます。
これから神経言語プログラミングを学ぼうと考えている方、もう既に神経言語プログラミングを学び始めている方、まだ神経言語プログラミングについて懐疑的な方も、より一層神経言語プログラミングについて知っていこうではありませんか。
Posted in 2009年9月1日 ¬ 1:44 PMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
神経言語プログラミングは、人間の無意識の部分にフォーカスし、コミュニケーションをマネジメントする方法を体系化した方法論です。この神経言語プログラミングで広く使われる「メタファー」ということについてご紹介したいと思います。
「メタファー」は日本語では「比喩」とも呼ばれますが、神経言語プログラミングでは、「ある状況や現象を、別のものとしてとらえていくプロセス」と定義します。具体的には、神話や伝説、民話、比喩、寓話などを通じて、ストーリーに込められているメッセージや教訓を、相手が自ら気づき感じてもらうプロセスです。
神経言語プログラミングでは、ミルトンモデルでもそうですが、コミュニケーションする相手の心の中、無意識にアクセスすることを目的とする手法が数多く存在します。この神経言語プログラミングにおける「メタファー」という手法もそのひとつです。
例えば、「まじめに働かないと大変なことになるよ」というメッセージをそのまま言葉で伝えるよりも、「アリとキリギリス」の寓話を聞かせるほうが、伝えたいメッセージがより深く、無理なく伝えることが出来ます。
こうした神経言語プログラミング(NLP)のテクニックがNLPセラピーやNLPカウンセリングの現場では、おしみなく使用されています。こうして人間の無意識に働きかける効果の大きさを知ることで、自身の成長、自己実現に活用していくことが神経言語プログラミングを学ぶメリットのひとつなのです。
Posted in 2009年8月8日 ¬ 1:24 PMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
「精神分析学」は、人間には無意識によるプロセスが存在し、人の行動は無意識によって影響されるという基本的な仮説に基づいています。精神分析で有名なフロイトは、ヒステリーの治療に当たる中で、人は意識することが苦痛であるような欲望を無意識に抑圧するとし、無意識による抑圧が形を変え神経症の症状などを引き起こすと考えました。
こうした精神分析をもとに考え出されたのが、「交流分析」と呼ばれるものです。交流分析は、エリック・バーン博士が考え出したもので、「精神分析の口語版」と呼ばれることもあります。交流分析では、心の構造を5つの心に分類して考えます。
CP(批判的な親心|家父長的)、NP(養育的親心|母親的)、A(合理的な大人の心)、FC(無邪気な子供の心)、A(順応した子供の心)という5つの心です。この5つの心の割合とバランスがその人の傾向・特徴(性格)として考えられます。
◆CPが高いと支配的・ルール重視・批判的、低いと友好的・ルーズになりがち
◆NPが高いと献身的・面倒見が良い・おせっかい、低いと閉鎖的・人のことに無関心
◆Aが高いと合理的・理性的・打算的、低いと感情的・非合理的
◆FCが高いと解放的・無邪気・創造的・享楽的、低いと失感情的・楽しめない
◆ACが高いと妥協的・世間体を気にする・行儀が良い、低いと非協調的・権力に屈しない・人目を気にしない
(※ あくまでもそうだと考えられるということで、実際とは異なるケースも当然あります。)
神経言語プログラムを学ぶNLPセミナーでもこうした無意識についての知識が豊富に教えられます。
Posted in 2009年7月10日 ¬ 3:56 PMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
今回は神経言語プログラミングの手法の中でも、主要な方法である「ミルトンモデル」と「メタモデル」についてご紹介していきましょう。ミルトンモデルは以前にもご紹介しましたが、催眠療法家として知られるミルトンエリクソンが用いたアプローチ手法を分析・体系化した神経言語プログラミングの代表的な手法の一つです。
NLPとは?『ことばの使い方』や『ノンバーバル(非言語)の使い方』、そして『無意識の活用の仕方』を科学的に分析・体系化されたものです。ベースとして、心理学、言語学の要素が多く取り入れられているのも特徴です。
ミルトンモデルは、神経言語プログラミングのモデルで、言葉を意図的に、曖昧に使用し、聞き手自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈させます。ミルトンモデルによる言葉遣いで、表層意識の抵抗を受けずに潜在意識にダイレクトに働きかけることができます。
反対に神経言語プログラミングの手法の一つ、メタモデルでは「言葉」によるコミュニケーションを完全にしようと試みます。一般化、歪曲化、省略された言葉を質問によって、情報を集め、言葉の意味を明確にし、制約を認識させ、選択の可能性を広げる目的で行います。ちなみにメタモデルの「メタ(meta-)」とは「高次な―」、「超―」、「―間の」、「―を含んだ」等の意味の接頭語で、ある対象を記述したものがあり、さらにそれを対象として記述するものを、メタなナントカと呼びます。例としては、「言語を記述する言語 – メタ言語」などがあります。
Posted in 2009年6月17日 ¬ 3:39 PMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
今回は神経言語プログラミング(NLP)で使われる用語、手法の解説を行ってみたいと思います。今回ご紹介するのは「アンカリング」です。
「アンカー(anchor)」という言葉がありますが、もともとの意味は船が底流する際に、海に投げ入れる重り、即ち「錨(いかり)」のことです。神経言語プログラミングではアンカリングという手法が使われます。
NLPを学ぶと、このアンカリングということも学ぶことになるわけですが、アンカリングとは、五感からの情報をきっかけにして、特定の感情や反応が引き出されるプロセスを作り出すことです。
スポーツ選手などが試合や勝負の前に行う一連の決まった動きや習慣などもアンカリングです。神経言語プログラミングにおけるアンカリングは、アンカーを行うタイミングが重要で、感情体験がピークに達する直前でアンカーを行います。
アンカリングは視覚的アンカー(特定のジェスチャー)、聴覚的アンカー(特定の言葉や声のトーン)、感覚的アンカー(特定の場所に触れる)などを組み合せて行いますが、動作のユニークさがポイントでいつもしているポーズやジェスチャーではないものを設定します。
例えばテストやプレゼンなど、ストレスの影響でパフォーマンスが下がるような状況を変化させるのに、アンカリングは大変役立ちます。アンカリングは神経言語プログラミング(NLP)のワークの中でも、大変重要で効果の高いテクニックのひとつです。
Posted in 2009年5月23日 ¬ 3:06 PMh.プログラミングコメントは受け付けていません。
神経言語プログラミングのベースとなった3人の天才セラピストの最後を飾るのは、家族療法家の「バージニア・サティア」です。ここでいう家族療法について説明しておきましょう。
家族療法とは、簡単に言うと、子供の問題は子供に問題があるわけではなく、家族間のコミュニケーションに問題がある、すなわち家族全員との対話をしなければ問題解決しないというものです。
サティアによると、問題を起こす子供がいる家庭では、その子供が問題を起こす以前から家族全員が心に痛みを感じており、心の痛みに耐えかねた子供が問題を起こすとかんがえます。従って問題解決には、親と子供のコミュニケーションを変えることが必要であると主張しています。
神経言語プログラミングでは、「メタモデル」という手法がありますが、グリンダーとバンドラーによって作られたNLPの最初のモデルで、ヴァージニア・サティアとフリッツ・パールズが患者から情報を聞き出すときに行っている質問手法から作り出されました。
人間は体験を言語化する際に、「一般化」、「歪曲」、「省略」という操作を行っています。それを質問することによって、言語の奥にある体験を探る手法です。
「一般化」とは、可能性の叙法助動詞、必要性の叙法助動詞、普遍的数量詞
「歪曲」とは、等価の複合観念、前提、因果、憶測
「省略」とは、不特定名詞、不特定動詞、比較、判断、名詞化
神経言語プログラミングのメタモデルは、(1.)情報を集める、(2.)言葉の意味を明確にする、(3.)制約を認識させる、(4.)選択の可能性を広げる、という目的で使用され、言葉と経験を再結合させることができます。